西川寝具の専門店|心斎橋西川

寝具のお手入れ

羊毛ふとんについて

羊毛ふとんは、他の繊維と比べてどう違うのでしょうか?
羊毛は、繊維の表面にウロコがあり、また独特な捲縮(クリンプ)もあります。更にまた、他の繊維に比べ吸湿性が非常に優れ発散性にも優れております。
そのため、外の湿度にあわせて自ら吸湿発散作用を繰り返しておりますので、いつもさらっとした快適さを保ちます。
羊毛ふとんは、健康に良いと一般的に言われていますが、どうしてでしょうか?
羊毛には、他の繊維に比べ保温性や湿気の吸放湿性が抜群に優れているために人間が睡眠中に出す汗を良く吸い外へ出します。
そのためふとんがジメジメしないし温かいので健康に良いと言われています。ぜひ、マットレスと組み合わせてお使い下さい
羊毛ふとんは他のふとんと比べて薄いのはなぜでしょうか?
他のふとんと同じように厚くすると値段的に高くなることと、朝晩の取り扱い時に負担が増 します。
更に最近の住宅事情や、収納スペースの点からも薄い方が便利です。一般に羊毛ふとんだけでは、薄いので下にマットレス等を組み合わせてお使い下さい。
6ヶ月から1年ぐらい使用したら体のあたる真ん中(中央部分)が、へタったがどうしてでしょうか?
羊毛には、捲縮(カール、クリンプ)やウロコがあり、その為他の繊維に比べ最初にかさ高があるので使用している間にだんだんとヘタりが生じますが、機能面は変わりません。
また、ある程度のヘタリはやむを得ません。木綿は日干しにすることによりかさ高が戻りますが、羊毛は捲縮やウロコのためお互いに繊維同士が絡み合って、回復を阻害するので、木綿のようにはかさが戻りません。しかし、保温性および湿気の吸収や発散性等の性能には大きな変化はありません。
羊毛ふとんを購入するときどんな点に注意したら良いでしょうか?
  • 先ず「GFマーク」又は「ウールマーク」が付いているかどうかを確認し、GFマーク又はウールマークの付いているものを選ぶ方が安心です。
    なぜなら「GFマーク」は全日本寝具寝装品協会が品質表示基準をクリアーした企業だけに使用を許可している安心マークであり、ウールマークは国際羊毛事務局の品質基準に合格したものだけにつける事が出来る商品だからです。
  • 臭いがするかどうか確認してください。羊毛は原毛のとれる国、収穫時期によってそれぞれ異なり、現地において洗浄加工しますが、その差異によっては臭いに強弱があることもあります。出来るだけ臭いの少ないものをお選び下さい。
  • ふとんを叩いてみて、白いホコリが出ないものをお選び下さい。
  • ふとんの生地や表面から羊毛が吹き出していないかどうか見てください。
    羊毛はウロコがあるため、生地目やミシン目から出やすい傾向がありますので、ある程度の吹き出しはやむを得ません。
  • 羊毛ふとんと言って販売されていても中わたに、羊毛に他の綿を混ぜたものもありますので、組成表示で確認してください。
  • 中わたが平均に入っているかどうか、また全般に丁寧にふとんが仕上がっているか、外観もチェックしてください。
羊毛ふとんの耐用年数は何年くらいでしょうか?
使用や保管の方法等により、耐用年数は大きく影響されますが、一般的に約7年位と言われています。
中わたの羊毛自体はヘタリますが、7年以上でも使用は出来ます。しかし、ふとんの側地、中わたとも使用中の摩擦、汗により劣化し弱くなり、破れる事があるからです。
臭いはどうしてするのですか、また臭いを取るにはどうしたら良いでしょうか?
綿には綿の特有の臭いがあるように羊毛にもあります。その臭いは繊維の表面に付いている脂肪からのものなのです。
その為、ある程度の臭いのするのはやむを得ません。羊毛の場合、産地、収穫時期、洗浄加工の方法等により、多少の差はありますが、全く無臭と言うことはありません。
特に羊毛は動物性タンパク質ですから、湿気を吸収してそのままにしておきますと表面に付着している脂肪がやや変質して悪臭の原因に成ることもあります。
羊毛ふとんから中わたの毛が吹き出すが、どうしてでしょうか?
羊毛はウロコがあるために、織物、編物の目から出やすい性質があります。従って、目の詰んだ細かい生地を使用しますが、全く目が詰まっている訳ではありません。
またキルティング等のミシン目が開いているため、全く吹き出さないとは断言できません。
ある程度の吹き出しは使用上には問題ありません。
金粉(真鍮粉)部分に青い色が出るのはなぜでしょうか。
金粉の中には真鍮の粉をプリントしたものがあります。汗がたくさん付着した時汗の成分によって真鍮に緑青が発生したためです。
真鍮は銅と亜鉛の合金のため、その中の銅に緑青が発生するからです。その為、ふとんにカバーやシーツ等を使用して、こまめに洗濯して側地に汗が付着しないようにしてください。
それでもふとんの汚れがひどいときは、ふとんの丸洗いをしてください。汚れがあまりひどくない普段のときは、通常のドライクリーニングをしてください。
クリーニングはどうしたら良いでしょうか?
クリーニングはドライクリーニングしてください。その際は、ふとんに付いている取り扱い絵表示や注意表示に従ってください。
ご家庭での水洗いは、ふとんの収縮等の原因になりますのでお避け下さい。カバーやシーツを使用して、それをこまめに洗濯してふとん自体は汚さないようにすることが大切です。
どうしても尿や汗等の水溶性の汚れがたくさん付いた時は、ふとんの丸洗いをお勧めします。
取り扱い注意事項は何でしょうか?
  • 就寝中、人は汗をかきますが、それを羊毛繊維が吸収し、更に押し入れ内の湿気も吸収します。そのため長期間押入に入れておきますと、悪臭の発生やヘタリの原因ともなります。
    普段は風通しの良い所で陰干しし、たまには天気の良い日に直接日干しし、吸収した湿気や臭いを取り除いた方が衛生的に良く、気持ち良く使用する事が出来ます。
    日干しする事により、衛生面において殺菌効果もあり、ヘタリを少なくすることにもなります。
  • 日干し時間は、朝10時頃から午後3時までの間に2時間程度(真夏は午前中)、白い布で覆って干してください。
    干した後は、軽く叩いてホコリ等を取り除いてください。
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